2013年3月3日日曜日

2013年 いのちのセミナー


3月2日に行われた「いのちのセミナー」のご報告です。
 獨協医科大学看護部の皆さんと共催で行っている「いのちのセミナー」が無事に終了致しました。
 今年の公開講座は「限りある人生大切なことがわかる~30年1万人のいのちと向き合った牧師カウンセラーがいのちを語る~」と題して、講師 安食弘幸(あんじきひろゆき)先生で、獨協大学関湊記念ホールにて行われました。




                 

 看護部の方々やボランティアの皆さん、安食先生の人柄のおかげで、おおよそ356名とたくさんの参加ありました。多くの人のご協力に助けられ、感謝の思い出いっぱいです。
 
 









 会場の準備でみんなが慌ただしく・・・よく見てみると、この会場でこのセミナーのボランティアも3年目!という皆さんで、準備が早い!打ち合わせが始まるころには、どんどんと準備が進んであっという間に会場の準備がほぼできてました。皆さんお疲れ様です。





 






内容は、まず第一部でレクレーション協会の村山さんと安藤さんが、歌とレクレーションと手話で皆さんの緊張を解して、会場の雰囲気を和やかで温かいものにしていただきました。


 安食先生の登場!パチパチ(拍手~)


 いのちという重いテーマですが、ユーモアを交えつつ、和やかな雰囲気で始まりました。

 いのちの尊厳や色々な事例・データをもとに講演をいただきました。

温かな話しの中に、厳しさもあり、会場が命について深く考え始めたころ・・・

 今回のレジュメ「自分の死亡記事を書いてみましょう」というちょっとショッキングなタイトルが出てきました。ざわざわとする会場。自分が死んだ時の死亡記事を書くことなんてないですもんね。
いくつで死ぬのかでも違うし、どんなときが輝いていたのかとか、功績とか・・・色々な項目を埋めながら考えを深めました。





そのあとに、「自分の大切な物を考えてみましょう」というセルフワーク。
 大切な物、大切な活動、大切な人、目に見えない大切なもの。
それらについて、考えながら本当に大切な物がなんなのかを考えました。

その後、まとめの話を聴きながら会場のみなさんが頷いている様子が印象的でした。

ここで15分の休憩タイム。
休憩中の先生はひたすらサイン!


















その後の質問タイム。ここは獨協の看護部の皆さんが中心で進めていただきました。


質問の中には、

「近所で自殺された方のご家族の出来ることは?どんな事をしたらいいですか?」

「90歳を超える介護が必要な方の支援の仕方」

「看護師として患者さんに出来る事」
など、難しい・・・というか、重い内容の質問に先生は一言一言丁寧な口調で答えていました。



 














第三部では、マザーテレサのことばの朗読が行われました。
河合さんの優しい語りに皆さん耳を傾けてきいていました。
何を想っていたのでしょう。

参加者の皆さん、今回の公開セミナーを通して何かを見つけられたでしょうか?

いのちについて考える事で、皆さんがよりよい「生」を選び取っていってほしいと思います。

アンケートの集計が楽しみです。

その後、交流会も盛り上がり、来年に向けて思いを新たに、今回のセミナーは終わったのでした。

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