2012年9月25日火曜日

不登校は最高の青春! by 金藤晃一先生

栃木県で一流カウンセラー講師陣で、カウンセリングの講座を開く、NPO法人セニア・サービスセンターのブログです。元不登校・ひきこもりカウンセラーの事務局長の山本和彦が書いています。

9月の講座は金藤晃一先生の「自己受容・セルフイメージ」の講座でした。



金藤晃一先生は、 高校生の時、不登校・家庭内暴力をしていました。
その際、カウンセラーでもある田中信生先生にカウンセリングを受け、高校に復帰しました。
「金ちゃん、不登校する人は優秀だ。いつか一緒に仕事をしよう」とその言葉通り、現在はトータルカウンセリングスクールのエースカウンセラーとして、田中先生に負けず劣らずの活躍をされています。 そして、不登校の経験を生かし各地の学校等で「不登校は僕の最高の青春」と題して講演をしていらっしゃいます。IBC岩手放送のやさしいカウンセリング教室のパーソナリティや全国の学校等で講演活動も行っています。



さて、今回の内容は、「アクノリッジメント」「セルフイメージ」の話を中心に自己受容の講座でした。

「アクノリッジメント」って知ってますか?

意味は、承認という意味合いを持っています。相手の話しを聞くときに相手を認めていくことは大切なことですね。
ただ承認ということだけではなく、支配タイプ・発想タイプ・情報タイプ・気配りタイプのざっくりと4タイプに分けて、それぞれに対する関わり方を丁寧に学びました。

ちなみに僕は発想タイプでした。
発想タイプは、アイディアを否定されることを嫌う。
ただあまりその思いつきに根拠は無いようです(笑)
ただ、そのアイディアになぜか自信をもっているらしい。
このタイプは認められるとか、褒められることに抵抗がなく、
どんな褒め言葉も受け入れて、喜ぶらしい(^_^;)

ほかのタイプの説明も面白く、どう関わったら相手との関係をよくできるのかを学びました。

また、セルフイメージも「豊かなセルフイメージを育てるために」、自分を知る、自分を受け入れる、自分を受け入れた分だけ人を受け入れられるという流れで進みました。

公開カウンセリングというのもやっていただきまして、
カウンセラーの実践も学べました。

朝の10:00~4:30と長い1日の講座でしたが、みなさん笑顔が絶えない雰囲気で楽しんで学べたのではないでしょうか?
金藤先生には、後期講座の最後もお願いしていますので、ぜひお楽しみに!

あなたは「ありのままの自分を受け入れたとき、初めて自分を変えることができるとはなんと興味深いパラドックス(逆説)だろうか?」(カール・ロジャース)


金藤先生は休む暇なく、昼休みも笑顔で、ひとりひとりにサインを書いていました。また、最後は会場の外で待って、全員が帰るまで、握手で見送る!なんて人なんだろうと毎回その人柄に感激します。かっこいいです。


最後は、元不登校(を売りにする)山本バスターズのスタッフたちと記念撮影まで!


尊敬します(^-^)/

次はアドラーの岩井先生だー!次も楽しみー!

2012年8月28日火曜日

ヘルスカウンセリング

栃木県で一流カウンセラー講師陣で、カウンセリングの講座を開く、NPO法人セニア・サービスセンターのブログです。元ひきこもりカウンセラーの事務局長の山本和彦です。

8月18日に福祉プラザにて、ピアカウンセラー研修講座がありました。

ヘルスカウンセリング


講師は、筑波大学大学院人間総合科学研究科ヒューマン・ケア科学専攻ヘルスカウンセリング学分野准教授 橋本佐由理 先生でした。

橋本佐由理先生


佐由理先生は、とてもよく通った声とにこやかな笑顔に印象のある素敵な女性です。

内容は「ヘルスカウンセリング」~聞き上手になるコツ~リスニングスキル
1、効果的なコミュニケーションとは
2、ブロッキング
3、ミラーリング
といったことを中心に理論とトレーニングをやっていただきました。

ブロッキングについての感想が多かったようです。

カウンセリングにおけるブロッキングってなんだか知ってますか?


しってますか?


話を聴いていると、相手の話題に影響され、モヤモヤ~と自分のことが頭の中に浮かんできます。
そうしたモヤモヤ~としたものにとらわれてしまうと、相手の話をちゃんと傾聴できていません。そうしたモヤモヤ~とした自分の頭に浮かぶものがブロッキングです。

いかにそれにとらわれず、相手の話を聞けるのか?ということがとても勉強になったようです。

話しを聴いてもらっても、途中から話を取られてしまったり、相手の話に割り込んでしまうことって気づかないけれど、よくあることかもしれません。ちょっと気をつけて、ブロッキングに注意して相手の話に集中することがとても大切なんですね。

さて次回は・・・

「不登校は最高の青春!」でお馴染みの
金藤晃一先生です。
山形のズーズー弁で、元気のでるお話&カウンセリング講座です。
ぜひお楽しみに!

2012年8月5日日曜日

赦す、誉める、励ます


栃木県で一流カウンセラー講師陣で、カウンセリングの講座を開く、NPO法人セニア・サービスセンターのブログです。元ひきこもりカウンセラーの事務局長の山本和彦です。

 
7月21日にピアカウンセリング研修講座を行いました。

内容は、傾聴と共感の技法について、宇都宮峰町教会の安食弘幸先生に講師をお願いしました。
「明確化、質問の目的、支持」といったことをトレーニング中心で講座が進みました。




その中でも、「赦す、誉める、励ます」という支持についてのお話がとても好評でした。

講座の中では特にクリスチャンに偏ったわけではないのですが、
講師の先生には牧師さんという方も数名いらっしゃいます。
また、11月には、内観法という仏教の修行から生まれた、自己改善法を体験する宿泊学習もあります。色々なカウンセリングがありますが、いいところを体験できるのが、ピアカンのいいところなので、今後も楽しい講座をお贈りできればいいなと思っています。





次回は、ヘルスカウンセリング。
講師は、筑波大学 橋本佐由理先生です。

2012年7月20日金曜日

ピアカン友の会

 栃木県で一流カウンセラー講師陣で、カウンセリングの講座を開く、NPO法人セニア・サービスセンターのブログです。元ひきこもりカウンセラーの事務局長の山本和彦です。
 
 今年に入って、ピアカンセラー講座も13期生を迎えました。これまで多くの卒業生約700名以上の受講生がいました。私たちの活動が、地域の中に大きなつながりとなっていることを感じています。またそうしたつながりをこれからも大切にしたいという思いから・・・。


 そこで、526日にピアカウンセリング研修講座OB会「ピアカン友の会」が発足いたしました。


 この会は、ピアカン受講生・OB同士のつながりと絆ずくりを目的としています。そして学んだことを深め、お互いの自己成長に役立つ機会を作ることです。そして、お互いの専門性を活かすネットワークの構築と共に、カウンセリングの学びと技法をさらに深める勉強会・研修会を設けて行きます。また、NPOセニアサービスセンターのミッションである「人が人間らしく、生き生きと充実した生涯を全うするため、学習の機会を設け自立と社会参加、助け合いのネットワークを作り、長寿を喜びあえる社会に貢献する」という理念に基づき、共に社会貢献して行く仲間を作ることです。


 第一回の定例会・設立総会には、22名の参加があり、役員の選定、会則の確認を行いました。その後、鹿沼市の希望の家の企画部長、和久井隆先生にお願いして基調講演をしていただきました。

 その後、2回目の定例会も無事に終わりました。その様子も近々アップします。

こうしたつながりが今後も広がっていきますように。





2012年5月21日月曜日

5月の講座は「ピア・カウンセリングの理論と技法」でした。

5/19に宇都宮市文化会館にて、
第13期ピアカウンセラー研修講座2回目の講座が行われました。


講座の内容は「ピア・カウンセリングの理論と技法」でした。

「ピア」とは仲間という意味です。
仲間同士で話を聴き合うための講義をうけました。
例えば、当たり前ですが、
聞いた話はここだけの話しで他でしゃべったりしてはいけないとか、
相手を否定しないとか・・・色々と。


その後、マイクロカウンセリングの関わり技法を中心に
座り方や距離、うなずきなど、こまごまとした技法を学びました。
「~(事柄)なので、~(感情)と感じていらっしゃるんですね」とフィードバックすること。


丸山先生の本が人気でした。
昔の本がまた再版されました。



欲しくて手に入らなかった人も、やっと手元に届くかも知れません。
カウンセラーは自分の関わった事例をなかなか表に出すことはできません。
守秘義務こそがカウンセラーの生命線みたいなところがあるからです。
そのカウンセリングの内容が満載で、
丸山先生の実際の現場での話が読めます。
こういうものはとても貴重で価値のあるものではないでしょうか?

次回は・・・
6/16(土) 1:00開場 1:30開演
場所:宇都宮文化会館 3F
講師:安食 弘幸 先生
一人一人が大切な存在です!
~カウンセリングの基本となる人間観を学びましょう~

次回も楽しみにいらっしゃってください。

2012年5月15日火曜日

2012年度ピア・カウンセリング講座スタート!

今年も新しい受講生を迎えて4月28日に第一回目のピア・カウンセラー研修講座が始まりました。


今年の受講生は受身というより積極的な人が多いアクティブな印象です。
とにかく積極的で、前から席が埋まっていきました。なんと素晴らしい!

講座の最初は、丸山隆先生の「エンカウンターグループ」~出会いから学ぶ心理学~でした。

内容は、人の話を聴くことの出足で、
聴いた話はここに置いていく、
自己開示することで人との距離が縮まること
などを、丸山先生の子供の頃の面白おかしい話を聴きながら学びました。

その後は、人と人がつながっていくようにファシリテートされながら、
会場中が混ぜこぜにされて、すごい熱気でした。

講座の後の交流会にもたくさんの参加があり、
今年の講座も楽しみだなぁと感じました。


お疲れの丸山先生、昔、高校の教え子が講座のスタッフに(笑)

お礼を込めて、力強くつぼを押しました。


短時間でも人はこんなにもつながっていけるということがわかり、
次回の講座へとつながっていくのだと思います。

次回も楽しみにしてください。

次回・・・

「仲間でお互いの話を聞こう。ピアとは仲間。ピアカウンセリング」
講師は次回も丸山隆先生です。
時間1:00開場 1:30開始
場所は宇都宮市文化会館3F
次回も奮ってご参加ください。



2012年3月23日金曜日

サンケイ新聞 3月18日

3月18日のサンケイ新聞に代表の江波戸が紹介されました。


内容

セニア・サービスセンター 江波戸啓悟代表(73)

 同僚や仲間という意味を持つ英語「Peer(ピア)」。
悩みや障害を持つ人の相談に乗り、自身で問題を乗り越える手助けをする「ピアカウンセラー」育成事業を手がける。
 1970年代に米国で誕生し、日本でも自立支援の手段として用いられるピアカウンセリングに出会ったのは15年ほど前。きっかけは母親の存在だった。
 離れて暮らす母親を訪ねると、部屋には大きなゴム製のだるまがあった。「高齢で友人も減り、外出の機会も少なかった。だるまは母の話し相手だったんです。」
仕事の傍ら、ボランティアで電話相談員を務めていたこともあり、月に1度は母親の元に通い、話を聞く「傾聴」を始めた。母親はせきを切ったように話し始め、夜を明かしたこともあった。月に1度の傾聴は母親が92歳で亡くなるまで5年以上続いた。「母の骨壷を抱いたときに、母とは十分に話したと感じた。一方で、お年寄りの話に耳を傾けることの必要性を認識した」という。
 改めてカウンセリングを学び、平成12年にNPO(特定非営利活動)法人「セニア・サービスセンター」を設立。ピアカウンセラーの養成講座をスタートさせた。臨床心理士や大学准教授らを講師に招き、1年間かけてピアカウンセラーを養成する。
 当初は高齢者自身がカウンセラー役を務めることを想定していたが、実際は看護師や介護士など高齢者と接する機会の多い人たちが受講。現在では、受講生は子育てを終えた主婦や教育関係者らにも広がっている。これまでに約650名が修了。なかには群馬や埼玉、秋田など県外からの受講者もいたという。
 自身もカウンセラーとして悩みを抱えた人の相談にあたる。活動を始めたころに比べて「自信を失ったり、悩みを抱えたりする人が増えた」という。「それだけ世の中が厳しくなっているのでしょう。カウンセリングの需要が増える時代は、あまり良い状態ではないのかもしれない」と自問する。
 それでも、相談者が「自信を取り戻した姿をみると本当にうれしい」と顔をほころばせる。「無縁社会という言葉が流行したが、人とつながりを感じられる世の中をつくるお手伝いをしたい。それが私の役割です」
4月からは新年度の講座が始まる。新しい受講者に、こう伝えるつもりだ。「カウンセラーの基本は相手の気持ちを聞くこと。聞いてもらうことで抱えている荷物が軽くなるんです」(松岡朋枝)


 
 事務局として僕らが思うことは、江波戸のこうした想いで、13年の間、カウンセリングを学ぶ場を提供し、たくさんの人たちが地域で活躍することを応援してきたことを誇りに思います。今後もこの活動が続いて、地域に貢献していけるようがんばっていきます。

2012年3月19日月曜日

命のセミナー報告

栃木県でピア・カウンセリングの講座をやっている、NPOセニア・サービスセンターの事務局長、カウンセラーの山本和彦です。

公開講座のためバタバタしてしまって・・・というか、ちょっとおさぼりしてました。
またブログの更新を進めていこうと思います。

まず!

3月17日の公開講座「いのちのセミナー」が無事に終了しました。
当日は雨の中、400名近くの参加者で大変なにぎわいでした。

内容は、驚きのアンチエイジング!
講師は。アンチエイジングネットワークの代表理事
塩谷信幸先生でした。
終始和やかでユーモアのあるお話が会場に浸透して行くのが素敵でした。
控室で、ご挨拶させていただくとき、
言うまいと思っていたのに、先生のニコニコ笑顔をみて
「お若いですね!」って言ってしまった。




このお歳で、FBをやっているとは・・・。
ねぇ、言ってしまう。

ご来場の皆様ありがとうございました。
現在アンケートの集計中です。
内容をみますと、おっとお話を聞きたかったという意見が多かったようです。
また先生をお呼びして、何かイベントをしたいと思っています。

レクレーション協会の村山哲也先生の客席への盛り上げ方が学べました。
あんな風に人を乗せて楽しませられるのは、スキルもさることながら
人間力だなと思いました。


また後半の「音楽の贈り物」のつるみ靖子先生(声楽家)と落合ちひろ先生(ピアノ)の演奏が感動的という意見も多かったです。
会場では涙を流して聞いている方も多かった・・・僕もうっすらとリハーサルから感動して、会場前にCDを購入、さっそくスタッフの特権でサインを(笑)。



つるみ先生CDは落合先生の「落合書店」で購入できるそうです(笑)



最後になってしまいましたが、今回共催していただいた、

独協医科大学の看護部のみなさんに一番の感謝をしたいと思います。
今回の「いのちのセミナー」が成功に終わるまでに多大なご尽力と、ご心配をおかけしたこと。
最後まで、みなさんが笑顔でお客様に接していた様子に胸を撃たれました。
代表の江波戸もやっとホッとひと息つけました。



当日の雨の中、みなさまのご協力、当日来場していただいた、400名近い人たちのおかげで大盛況の中終わることが出来ました。ありがとうございました。



2012年2月18日土曜日

ラジオ出演してきました。

今日は栃木放送「ちゃっかり亭」へ出演してきました。
最初は緊張しましたが、とても楽しい収録でした。





















聞いて頂けた方がいらっしゃったでしょうか?

放送中から事務局の電話がなっていたそうで、
カウンセリング講座、公開講座への申し込みがありました。
女将さん、スタッフのみなさん、ありがとうございます。

リクエスト「ゴンドラの歌」も、江波戸が喜んでいました。

又機会がありましたら、出演させていただけたらうれしく思います。

そのうち「女将のブログ」に紹介されないかな。
公開講座の情報と共に。
よろしくお願いします。

何か質問等あれば、セニア・サービスセンター事務局へ
npossc@gmail.com



2012年2月17日金曜日

ラジオ放送

明日、CRT(栃木放送)にでる予定です。
多忙な代表の江波戸に変わって、
事務局の山本がセニア・サービスセンターのことを話します。
時間は、1:00からやっている
土曜ちゃっかり亭!
時間は2:00ぐらいからだと思います。
タイムテーブル

ちゃっかり亭の女将(パーソナリティ)は、
言わずと知れた 臼井佳子姉さん。
10年以上の付き合いになる人ですが、
すごい人です!
明日は楽しみだな。

公開講座の宣伝しないと(笑)

2012年2月14日火曜日

いのちのセミナー

公開講座まで1か月ほどになりました。

昨年は、アルフォンス・デーケン先生に、死生学で「死」について話していただきました。

今年の「いのちのセミナー」は・・・

~あなたの寿命は延びる!驚きのアンチエイジング~

というタイトルで、「生」についての講話を

アンチエイジングネットワーク理事長

塩谷信行先生にお願いしています。

「アンチエイジング」って色々なところでこの言葉を聞くようになりましたね。

抗加齢医学というものなのですが、

若返りとか美容とかって意味もありますが、

究極の健康法がアンチエイジングという人もいます。

今回、塩谷先生の話にも、色々な話がでてくると思います。

でも、やっぱり気持ちを若く保つことは大切みたいですね。

「命のセミナー」
~あなたの寿命は延びる!驚きのアンチエイジング~
日時:3月17日 開場: 1:00 開演: 1:30(4:30終了予定)
場所 独協医科大学関湊記念ホール
内容は、レクレーションあり、講話あり、
音楽の贈り物として、小林一博さん(声楽家)もお願いしています。
楽しいイベントになると思います。
奮ってご参加ください。


連絡先

NPOセニア・サービスセンター事務局
028-660-2228(江波戸)
メールでの問い合わせ
npossc@gmail.com





2012年2月10日金曜日

役割

あなたの役割ってなんですか?

家族の中での役割。
仕事の中での役割。
地域や社会での役割。
自然の一部としての役割もあるかもしれません。

わたしたちは、色々な役を演じています。
その場、その場での顔を持っています。
それは社会の中で生活していくのに必要なのかもしれません。
しかし、ありのままでいられないことはストレスになることがあります。
あなたにはどんな役割がありますか?
ありのままでいられる相手が必要ではないでしょうか。

あなたは誰に必要とされていますか?
あなたにできることはなんでしょう?

社会の状況は、不況だしギスギスしています。
そんな中で苦しむ人がいます。
あなたを必要としている人もたくさんいるのではないでしょうか?
ありのままでいられるように、人のために出来る事があるかもしれません。

いつか誰かに言われたことですが、
「まずは近くで、あなたを必要としている人から始めなさい」と。
そんな風に、自分の役割を自分で作ってみてもいいのではないでしょうか?

2012年1月29日日曜日

劣等感を味方に

多くの人が自分の中に劣等感を持っています。
それは、こころのどこかに隠れていて、ある日ある時、フッとそれが思い出され、それによって、不安になったり、自信を持てなかったりすることがあります。
そして自分の劣等感に押しつぶされてしまったり、それに負けまいと立ち向かって行く人がいます。
私たちの中にある劣等感。
それは、本当にあなたを苦しめ続けるものなのでしょうか?


僕は、中学の時、不登校をしました。
3年間ひきこもりもしました。


そのときのことが僕にとって劣等感として現れることがあります。
なんでちゃんと学校へ行かなかったんだろう?
みんなは当たり前にやってきたことが、僕は違うと。
自分の人生に行き詰まりを感じ始めると、劣等感はそっと僕に近づいてきます。
僕はみんなよりも劣っているのではないだろうか?と。


しかし、カウンセリングを学ぶ中で気がついたのは、過去に無駄な物はないんじゃないかってこと。
そして、自分の中に浮かぶ感情にも無駄な物はないんじゃないかと。
喜びも悲しみも。
怒りも不安も。
無駄な物はない。
どれも自分を成長させてくれるものなのです。


例えば、アドラー心理学では、そうした自分の心にある劣等感に出会うと、「劣等感万歳!」といいます(笑)自分が成長できるチャンスを手に入れたと分かる。劣等感として捉えられるものは、乗り越えられる壁。それが分かったということは喜ぶべき事、チャンスなんだと。


なぜそうなるのかというと・・・。


何か物事が起こった時、劣等感や不安が浮かんだ時、
自分には2つの選択肢があります。
その事に対して、「非建設的な態度をとること」もしくは、「建設的な態度をとること」。
最初の例の不登校をしたことに「非建設的な態度」をとっていると、過去を後悔し、不安になり、そのことになんの意味づけも目的も見いだせないかもしれません。そして、自分は駄目なんじゃないかと押しつぶされてしまいそうになのではないでしょうか。
しかし、建設的に考えるならば、人の弱さを知ることが出来たかもしれない、この経験が誰かの役に立つかもしれない。今の自分があるのもあの時があったからなんだと考えられる。すべてのことは学びのチャンスとなるのだと。


フッと劣等感が浮かんだとき、その時にこそ、どんな態度をとるのか。
そこに自分の劣等感を味方にできるヒントがあるのではないでしょうか?
学びのチャンスとして捉え、それに立ち向かい始めたとき、それは劣等感ではなくなるのかもしれません。もしくは、悩んで泣いているその時ですら、僕らは多くのことを学んでいるのかも知れませんね。

2012年1月26日木曜日

仲間ってなんだろう?

最近、「仲間」って何だろう?って考えることがよくあります。

人生が上向きのときには、たくさんの人が集まってきて、
色々な人たちが自分とのつながりを大切にしてくれます。

しかし、ある日、苦難の時期がくると、
それまで、ちやほやしていた人が離れていくということが
しばしばあるようです。

それは家族でも仲間でも恋人でもそういうことが
あるのかもしれません。

しかし、そういう苦難のときこそ、そばに来て、
助け合ってくれるあたたかい人がいます。
そうしたつながりは、表面的でなく、
心のつながりなのではないでしょうか?

そして仲間とは、苦難の時こそ、ひょっこり現れて、
支えあえる人たちなのではないでしょうか?

「ピア」とは、仲間という意味があります。

私たちの講座で、多くのつながりが生まれて、
その先へとつながりが広がっています。
そうした中に、仲間ができて、多くの人が、
孤独や苦難の時期を乗り越えていければうれしく思います。

来年度の前期研修講座の内容と日時が決まりました。
興味をお持ちの方は、気軽にお問い合わせ下さい。



セニアサービスセンター事務局
TEL/FAX 028-660-2228
メール npossc@gmail.com


2012年1月18日水曜日

公開講座のチラシできました!

2012年3月17日に「いのちのセミナー」があります。

毎年、やっている公開講座です。


去年は、アルフォンス・デーケン先生に死生学の講演をお願いしました。

400名近い参加者で大変大きな反響をいただきました。


今年の公開講座は、

じゃじゃーん!

「いのちのセミナー」
~あなたの寿命は延びる!驚きのアンチエイジング医学~
講師:NPO法人アンチエイジングネットワーク

    理事長 塩谷 信行 先生

詳しくはこちらから


講師からのメッセージ 
アンチエイジング医学(抗加齢医学)は、
元気に長寿を享受することを目指します。
不老不死ではありません。
加齢による病気を予防し精神的にも前向きに、
生き甲斐ある長寿を実現することです。
現在、目覚ましく伸展するアンチエイジング医学を、
あなた様に紹介できることは、私の大きな喜びです。
私は現在、80歳となりました。
生涯現役が人生目標です。
お目に書かれる時を、楽しみにしております。

質問等はメールでお気軽にご相談ください。
みなさんの参加をお待ちしています。

2012年1月14日土曜日

1月の研修講座

1月21日に研修講座があります。
次回の講座は場所が「健康の森」教室Cです。
いつもの文化会館ではないので、ご注意ください。

次回は、交流分析(Ⅱ)の講座です。
講師は、栃木県を代表するカウンセラー

丸山隆先生です。

内容は、交流分析(Ⅰ)の講座でやったエゴグラムをさらに進め、

脚本分析、ゲーム分析・ラケットなどを中心に学びます。

丸山節の楽しい講座です!

ふるってご参加ください。

卒業生のみなさんも、事務局に問い合わせて参加できますので、

丸山先生に会いたいと言う人も参加ください。



ちなみに、その次の講座は、

うつの治療で注目されている、「認知行動療法」

楡木満生先生の講座です。

2月25日、場所がやはり「健康の森」なのでご注意ください。

2012年1月10日火曜日

ヘルスカウンセリング

先月の12月17日に講座がありました。

内容は、「ヘルスカウンセリング」。
講師は、橋本 佐由理 先生でした。

橋本佐由理先生の講座は毎回、声が素敵という感想が多いです!
そんな澄んだ声が響く講座でした。

内容は、ヘルスカウンセリングの基礎の基礎というところでしたが、
身体と心理との関係。
自律神経やホルモンと心理といったところが非常に興味深かったのではないでしょうか?


2012年1月1日日曜日

新年

明けましておめでとうございます。
今年も皆様にとって、実りの多い年となりますように。
去年は震災があり、多くに人たちにとって、傷の深い年となりました。
今年は、癒しや再生といったものが多く必要とされるのではないでしょうか。
カウンセリングを学ぶ皆様が、今後も社会の中で活躍されていくことを、
心よりお願い申し上げます。

いよいよ2012年が始まりました。
今期のピアカウンセリング講座も残すところ3回+公開講座です。
1月の講座は12月のヘルスカウンセリングとの差し替えで、
「交流分析Ⅱ」の講座です。
講師は、丸山隆先生です。
楽しい講座になること必至、みなさまの参加をお待ちしています。

今後も学び多く、温かい繋がりを持った講座ができますよう、
事務局ともども今年もよろしくお願いします。